★目次★
はじめに
1章 環境建築の視点
1 地球環境の破壊
1 かけがえのない地球
2 地球の温暖化
3 フロンによるオゾン層の破壊
4 大気汚染と酸性雨
5 熱帯林の減少
6 サステイナブルということ
2 ヒートアイランド
1 熱くなる大都市
2 ヒートアイランド現象はなぜ起こるか
3 都市気温の上昇は抑えられるか
3 都市の水環境
1 水の循環
2 水環境の汚染
3 飲料水の水質悪化
4 排水の方式と問題点
5 地域水循環の考え方
6 親水空間の創造
4 ダイオキシン類
1 ダイオキシン類とは何か
2 ダイオキシン類の事故
3 ダイオキシン類の毒性
4 ダイオキシン類の安全基準
5 ダイオキシン類の発生
6 ダイオキシン類ゼロに向けて
5 環境ホルモン
1 環境ホルモンは人類を滅ぼすか
2 環境ホルモンはどのように作用するか
3 内分泌系の撹乱で何が起こるか
4 何が環境ホルモンか
5 環境ホルモンの検証は急務
6 シックハウス症候群
1 シックハウス症候群とは
2 化学物質過敏症とは
3 シックハウスの原因となる化学物質とその発生源
4 シックハウス症候群を防ぐには
7 循環型社会における建設廃棄物
1 循環型社会の形成に向けて
2 建設廃棄物の量
3 ゼロエミッションと建設リサイクル法
4 建設混合廃棄物,廃木材,型枠
5 コンクリート塊の再生
6 建設発生土と建設汚泥
8 省エネルギーの基準
1 省エネルギー法の改正
2 建築物に関する建築主の判断の基準
3 住宅に関する建築主の判断の基準
4 住宅に関する設計及び施工の指針
9 健康性と快適性
1 建築物に求められる性能
2 生理的な快適性
3 高気密・高断熱について
4 「快い」ということ
2章 環境建築の手法
10 建築物の保温と結露防止
1 壁を通る熱
2 結露を防ぐ断熱部の構成
3 断熱材の種類
4 自然素材の断熱材
5 断熱材の施工法と構法
6 断熱材の厚み
7 弱点部分の補強
11 太陽熱のパッシブ利用
1 太陽の位置
2 日射熱
3 ダイレクトゲインの利用
4 ルーフポンドと屋上散水
5 空気熱源のパッシブソーラー
12 高機能ガラス
1 ガラスの種類と日射熱取得
2 ガラス窓からの熱貫流
3 断熱性の高い機能ガラス
4 開口部の次世代省エネルギー基準
5 パッシブソーラー素子
13 ブリーズ・ソレイユ
1 日照調整装置の種類
2 日照調整装置の検討
3 増えるルーバー建築
14 屋上緑化と壁面緑化
1 緑に覆われた建築
2 緑化の効果
3 日射の等価気温
4 屋上緑化の手法
5 壁面緑化の手法
15 地中の利用
1 世界の地下住居
2 地中の熱的特性
3 地中への蓄熱
4 地中を通る風
5 地中を利用した建築物
16 シックハウスを防ぐ材料と換気
1 シックハウスの法的規制
2 合板とボード類
3 壁紙
4 接着剤と塗料
5 自然の素材を使う
6 防蟻剤に頼らない床下構造
3章 環境共生の技術
17 蓄熱式ヒートポンプと地域冷暖房
1 ヒートポンプの原理
2 蒸気圧縮式ヒートポンプと吸収式ヒートポンプ
3 ヒートポンプの性能
4 蓄熱槽の利用
5 地域冷暖房
18 コージェネレーション
1 コージェネレーションとは何か
2 コージェネレーションのシステム
3 コージェネレーションの普及
19 太陽エネルギーと風力エネルギー
1 太陽のエネルギー
2 太陽電池の原理と種類
3 太陽光発電のシステム
4 太陽光発電の理論的賦存量
5 太陽熱利用
6 風力発電のシステム
7 風力発電の普及
20 新エネルギーの開発
1 新エネルギーとは
2 水素は新エネルギーの柱
3 燃料電池
4 バイオマスエネルギー
21 未利用エネルギーの利用
1 未利用エネルギーとは
2 温度差エネルギーの利用
3 雪氷冷熱エネルギーの利用
4 ごみ焼却熱の利用
5 スーパーごみ発電
22 雨水利用
1 墨田区の雨水利用
2 雨水利用の現状
3 雨水利用のシステム
4 各部の構造
5 初期雨水の排除
6 集水量と貯留槽の容量
7 地方自治体による助成と融資
8 天水尊のこと
23 排水の再利用
1 排水再利用の形態
2 排水再利用の方式
3 排水再利用の水質
4 排水再利用のシステム
5 排水の前処理
6 生物処理とは何か
7 ろ過槽
8 膜処理の仕組み
24 雨水の地下浸透
1 不浸透域の拡大と洪水
2 雨水流出抑制の方法
3 雨水浸透施設の構造
4 透水性舗装
25 水辺の近自然工法
1 洪水対策一辺倒からの転換
2 河川の形態
3 近自然河川工法の考え方
4 近自然工法の手法
5 自然湖岸の形態
6 ビオトープ
索 引
おわりに