省エネ基準改正の「説明義務」をわかりやすく解説
省エネ基準のクリアは計算書の提出で済んでも,建築主からの質問に対して設計者は説明できなければならない。省エネ基準改正の「説明義務」を,建築主や設計者,およびハウスメーカーの営業担当にわかりやすく解説する。ISBN: 978-4767701653
第1章 省エネ基準は2本立て
01 省エネ基準の移り変わり 02 省エネ基準が2本立ての理由 03 なぜ暖冷房だけが対象だったのか 04 一次エネルギー 05 なぜ2本立てになったのか 06 ワットとジュール第2章 高断熱の目的
07 断熱しても省エネにならない? 08 ヒートショック 09 室温が居住者の健康に与える影響 10 寒いことで結露が発生 11 非暖房室の結露 12 内部結露 13 木材腐朽菌とシロアリ 14 人と建物の健康第3章 高気密の目的
15 断熱と気密は一体 16 気密測定 17 計画換気が高気密を要求 18 必要な換気量 19 化学物質過敏症第4章 どれだけ省エネすれば
20 めざす省エネレベル 21 省エネ基準では省エネにならない? 22 ネット・ゼロ・エネルギー第5章 一次エネルギーの省エネ
23 マイナス30%に向けて 24 生活総合一次エネルギー 25 地域区分とそれぞれの基準値 26 暖冷房の省エネ 27 通風の省エネ 28 日射遮蔽と日射取得 29 給湯の省エネ 30 潜熱回収給湯器の謎 31 ヒートポンプの魔法 32 換気の省エネ 33 照明の省エネ 34 太陽熱給湯の創エネ 35 太陽光発電の創エネ 36 コージェネレーション(CGS)の創エネ 37 家電(その他)の省エネ第6章 どれだけ断熱すれば
38 外皮基準 39 UA値とηA値 40 省エネ基準じゃ寒い 41 基準・水準は目安の評価 42 HEAT20水準 43 快適は色々あってよい 44 生殺し温度の曖昧パッシブ 45 健康の最低、快適の最低 46 曖昧パッシブと計算パッシブ 47 ワンルーム連続暖房 48 意味のある高断熱化とは 49 省エネ基準は超えていくべきライン 50 まとめてみると… 51 熱交換換気は超高断熱で価値あり 52 わが家の結果は?第7章 My断熱基準
53 My断熱基準【U水準】 APPENDIX 資料