建築界に向けた初の本格的ビジネス書! 全ての設計者必携!
クライアントを知り、マネジメントを理解し、経営施行をアップデートする 設計者がお金と経営の知識を持てば、施主との関係を深め、潜在的ニーズを探り出し、当初の要求を上回る付加価値を生み出せる。その経営感覚をもってすれば、住宅はもちろん店舗、公共施設、オフィスまでプロジェクトの種類や地域を選ばず提案力が身に付く。 建築を追求しポスト平成の時代を生き抜く設計者に向けた初の経営書。ISBN: 978-4-7615-2729-7
1章 経営コンサルタント×建築士の誕生
与条件から始めない─未条件を掘り起こす クライアントの経営を知る─人や組織を思考する方法から 経営コンサルタントの役割 クライアントの経営戦略とマーケティングの体系を知る お金とは何か──会計とファイナンスの言語2章 建築と不動産の経営環境のパラダイムシフト
労働人口が減少し、空き家が急増するメカニズム テクノロジーと建築流通革命を待つ市場 設計事務所モデルの収斂と再分岐3章 設計事務所に必要な六つの経営力
設計技術だけでは持続できない理由 販路をつくりこむ 経営理念を掲げる本当の意味 お金の仕組みを設計せよ 人と組織をつくる 最終的には仕組み化せよ4章 新規ビジネス開発とローカルの可能性
「建築と不動産のあいだ」から「都市と地方のあいだ」へ 新規ビジネス開発またはスタートアップ ケース新しい学びの場、地方ビジネススクールをつくる 地域旅行業という新規ビジネス高橋 寿太郎
1975年大阪市生まれ。創造系不動産株式会社 代表取締役。『建築と不動産のあいだを追究する』を経営理念、ブランドコンセプトとする。2000年京都工芸繊維大学大学院 岸和郎研究室修了後、古市徹雄都市建築研究所勤務を経て、東京の不動産会社で分譲開発・売買仲介・賃貸管理・コンサルティングなどに幅広く携わる。2011 年創造系不動産を設立。 扱う案件はすべて、建築家やデザイナーと共働し、建築設計業務と不動産業務のあいだから、数々の顧客の利益を創る。不動産コンサルタント。一級建築士、宅地建物取引士、経営学修士。 著書に『建築と不動産のあいだ』(学芸出版社、2015)カテゴリ一覧