はじめに 「いい加減」なパース術
第1章 図の基本
01 ねらう / 何を伝える図かを考える
02 しる / どんな表現や図法があるかを知る
03 えらぶ / 目的に応じた最適な図法の選び方
第2章 図を描く
04 みおろす / 俯瞰で見せる構図・描画・仕上の基本
05 のぞく / 目線からの構図・描画・仕上の基本
第3章 図の極意
06 かまえる / 見せ場が最もよく伝わるアングル探し
07 むくらせる / 「ここに居る」と感じさせる伸びやかな湾曲
08 たたずむ / 自然な外観を表現するパースの基本
09 ふくらます / 体験のクライマックスを肥大化させる
10 こちょうする / わざと図法を誤用して見どころを強調する
11 ねじふせる / 複数の「見せ場」を共存させる
12 すかす / 全体の中に部分のアクティビティを見せる
13 はぶく / コンセプトを際立たせる「線の引き算」
14 そえる / 多様な添景によりいきいきとした雰囲気に
15 まとう / 太線やハッチングにより奥行き感やメリハリを
16 いろどる / 最小限の着彩で最大限の効果を
第4章 図の展開
17 のぞむ / 画面より「手前」を描いてつくる没入感
18 つつむ / 身の回りを包む環境の可視化
19 めぐる / 歩き回るようなシークエンスを1枚に
20 ならべる / 空間のコラージュで全体像を感じさせる
21 つなぐ / パノラマ透視でなじませる周辺環境
22 かもしだす / 時間のコラージュで伝える場や質
23 ぼかす / 見るたびに印象が変化する印象画のごとく
24 またたく / 見方により発見のある変幻性
25 まとめる / 全体を概観しつつ部分の雰囲気も伝える
26 いきいきと / 広域ビジョンを引き立たせるパースの「生気」
おわりに 「タナパー」の未来