縄文から江戸時代、貴族・武士の館・寺院から庶民の住まいまで!
日本の建物と町並みの歴史を徹底解説
日本建築史は、用語の複雑さや現存する建物が少ないことから、初心者にはイメージし辛いジャンルのひとつ。
基礎知識なしには建物の違いの理解が難しく、学びたくてもハードルの高さを感じている人も多いのではないでしょうか。
しかし一方で、映画、ドラマ、アニメなどの時代ものコンテンツや、観光地での史跡巡りは、老若男女を問わず常に高い人気を誇っています。
そんな日本建築史の知識を少しでもつけることができれば、歴史や建物の楽しみ方がガラッと変わるはず!
そこで本号では、縄文時代の竪穴式住居から、江戸時代の大名屋敷に至るまで、幅広い時代・用途・規模の建築と町並みを特集。
執筆陣には、大河ドラマやアニメ・映画での時代考証や史跡の保存・復元に携わる専門家、第一線で活躍する建築史家などを迎え、最新の学説をもとに制作した細密なイラストとともに分かりやすく解説します。
道幅や建物の配置といった都市的スケールから、建物の詳細なつくりや寸法・用語だけでなく、その中で暮らす人々の服装、生活の道具など身近なスケールまで、
多面的な視点で日本の建築と暮らしの歴史を一挙解説!
「引き違いの建具は日本独自のシステム?」
「庶民の住まいが2階建てになったのはいつから?」
「箪笥がつくられたのはいつから?」
「江戸と京都の町家はどう違って、なぜ違うのか?」
今の日本の建築のさまざまな常識は、とても歴史のあるものかもしれないし、意外と最近のものかもしれません。
この1冊を読めば、歴史上の出来事や風景が、生き生きと身近に感じられるはず。
歴史的な史跡を楽しむきっかけになることはもちろん、
日本建築史を学ぶ初学者の入門書としても、
小説やイラストなど、創作における時代考証の参考としても役立つこと間違いなし!
さあ、日本建築史の扉を開こう!
ISBN: 4910034290826