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間取りの解剖図鑑 A5判224頁

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¥1,980 税込
商品コード: 017_1054
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発行: エクスナレッジ
著者: 本間 至
発売日: 2022年11月
商品概要

なぜ、この家の間取りが「住みやすい」のか?
「動線」をキーワードに間取りを紐解けば、心地よさのワケと理想の住まいが見えてくる!

「間取り」は住宅設計の基本であり、この基本を蔑ろにすると、間取り以外の要素をきちんと設計したとしても、
暮らしやすい家に近づけるのは難しいといいます。
本書では、間取りをかたちづくる「生活動線」や「家事動線」「洗濯動線」「回遊動線」などの「人の動き=動線」に注目しながら、
暮らしやすく居心地のよい間取りのポイントを部屋ごとに徹底解説しています。
狭小住宅や敷地に余裕のある家、平屋から4階建て住居まで、そして子育て世代、夫婦2人暮らし、2世帯住宅、親との同居など、
さまざまな住まい方に合った間取りを全87事例掲載。
在宅ワークのための書斎や家事スペース、収納と動線の関係、キッチンはオープンタイプかクローズドタイプか、
リビングとダイニングのつなげ方のパターン、リラックスできる庭やエントランスのつくり方、洗濯機やトイレの配置問題などなど、
家づくりで悩みがちな間取りの答えがきっと見つかるはず。 何十年も長く心地よく暮らせる住まいの間取りの秘訣を伝授します!

※本書は、ご好評いただいたエクスナレッジムック『最高に楽しい[間取り]の図鑑』(2010年12月刊、2022年1月新装版)を
 大幅に増補・加筆し、再編集したものです。

ISBN: 9784767830711

▼ CONTENTS (クリックで表示)

第1章 LDKの間取り

【1.暮らしやすさの黒幕はぐるぐるつながる「回遊動線」】
回遊動線はLDKと絡めるのが基本/スムーズな動線の先に暮らしやすさがある

【2.「キッチン」は生活動線とセットで考える】
「アクセス良好」が使いやすさの決め手/来客時も安心なキッチンへの直通動線/キッチンは家事動線に、家事動線は回遊に/キッチンもサニタリーもまとめてひとつの動線に/独立タイプのキッチンは「孤立」させない/パントリーは「経由」するもの/独立タイプでもハッチがあれば/2階キッチンなら外階段直通がおすすめ

【3.「リビング」≒茶の間? 客間?どうつなげるかでLDKの関係は変化する】
リビングとダイニングの付かず離れず、ほどよい関係/あえてずらして領域を分ける/食事の場所を選ぶ楽しみ/小さな家のLDは床座のワンルームに/小さな家のキッチンはダイニングに寄り添って/LDKワンルームの最適解はひとつではない/引戸を開けると……? 空間を仕切る効果とは/キッチンからLDの両方にアクセス/広さ=心地よさではない。小さくつくるメリット

【4.「LDK」は何階に置く? 利便性と快適性を両天秤にかけて……】
やっぱり地面の近くで暮らしたい…1階LDK/ふたつの庭で緑と風の通り道をつくる/消去法なようで意外と快適な2階LDK/2階LDKにもふたつのバルコニーを/3階にLDKを置くという選択肢/3階LDKに大きなバルコニーをつくる

【5.使いやすさには動線を、快適さには「光」と「風」と「視線の抜け」を。】
天窓や高窓を活用して光の流れをつくる/家も人も新鮮な風が欲しい/「向こう側」を感じさせる視線の運び方
コラム① オープンキッチンの禁じ手を知っていますか?

第2章 個室の間取り

【1.「寝室」と「収納」は、切っても切り離せない関係です。】
収納は回遊動線との相性がバツグン/寝室の隣はウォークインクロゼット/壁面収納とクロゼットは×二者択一 ◎取捨選択/あえてほかのスペースを経由する便利さ/クロゼットは「収納できる廊下」/サニタリーとつなぐならクロゼットも一緒に/夫婦別室にするならつながり方に配慮を

【2.「子ども室」は〝あいまい〞がちょうどいい】
子ども室どうしでつながる/吹抜けで上下階をつなぐ/あいまいな前室でグレーゾーンを生み出す

【3.動線の途中に「寄り道スペース」を置いて便利な個室代わりに】
LDの一角に家事コーナーを置く/キッチンの一部に集約させて家事を楽に/家事動線を整理して使いやすい家事コーナーを/自分だけのスペースがあるという安心感/仕事スペースの「共存」のしかた/書斎コーナーは寝室と隣接させる/書斎を小部屋としてつくるなら計画的に/小さな仕事部屋には集中力と安心感を/家族みんなで使う多目的コーナー

【4.多芸な「和室」は〝遊泳〞動線? 使い方次第で動きは変わる】
寝室を和室にするメリットは?/多目的な和室ならリビングとつなげる/和室はいざというときの宿泊室にもなる/きれいな和室は心のゆとりになる/小屋裏空間と和室の相性のよさ/和室も回遊動線の一部に

【5.「地下室」が最も求めているのは風と光の動線です。】
半地下のススメ/多目的室を生かす外とのつながり/静かな個室を求めるなら地下室へ行くべし/部屋数が複数ならドライエリアもふたつ

【6.「親との同居」付かず離れずの関係を上手に保つには?】
親の部屋と水廻りは同じ階に置くのが鉄則
【7.「二世帯」は混ざってもいいけど、やっぱり分かれているのがいいよね。】
二世帯住宅の安心感を生むほどよいつながり/二世帯の間に緩衝帯を置いてワンクッション
コラム② オンリーワンのダイニングテーブルをつくってみませんか?

第3章 水廻りの間取り

【1.くつろぎたいし、便利に使いたい。理想を満たす「サニタリー」とは? 】
1階浴室ならテラスとつなげて/浴室から庭を見る楽しみ/ちょっとした坪庭があるだけで/2階サニタリーもバルコニーとセットで/3階サニタリーでも快適さは生み出せる/家族の生活動線と洗濯動線の両立を

【2.たかがトイレ、されどトイレ。漂流する「トイレ動線」の決め手は……?】
洗面脱衣室からトイレに入る/出口がふたつあるトイレ/サニタリーを家事動線の一部と割り切ってみる/階段吹抜け側の小窓でトイレの閉塞感を減らす/キッチンを通ってさりげなくトイレへ/決め手がないときは回遊動線上に置くのも手/手洗いコーナーをトイレから独立させる
コラム③ 吹抜けの“痛し痒し”なメリット・デメリット

第4章 玄関・階段・廊下の間取り

【1.「玄関」は動線の起点。交通整備の腕の見せ所です。】
玄関収納は小さな家の味方/ガレージとつなげて人も動線もモノもすっきり/玄関先のお付き合いでつながる二世帯/玄関へのルートが2方向ある便利さ

【2.「階段」は動線の要。間取りのセンスが問われます。】
最短かつ多彩なのは階段×回遊の組み合わせ/階段室×吹抜けで空間を有効活用/階段を真ん中に置くメリット/リビングインの階段は広々&人の動きも見える/ガラスのスクリーンで空気を仕切る/家族をつなぐふたつの階段/ふたつの階段が距離感を縮める/通路の閉塞感を抜け感に昇華させる/リビングインなら階段室に引戸を

【3.「廊下」は動線の万能選手。生かすも殺すもあなた次第。】
庭と階段が開放感を導く/建具が廊下にもたらすゆとり/廊下を前室にしてプライバシーの緩衝帯に/廊下の壁は本棚に最適/廊下にひと手間加えて収納や書斎コーナーに/廊下を家族共有のコーナーにする
コラム④ 階段のかたちも間取りの一部です

第5章 外構と間取り

【1.「エントランス」を引き立てるのは〝道のり〞と〝植栽〞です。】
エントランスと小さな庭を共有させる/エントランスと道路を植栽でやわらかく遮る/奥に引き込んで人を惹きつける/プロローグをもたせる「溜まり」/「外・内・外」が広がりを生む/ミニマムサイズの玄関とは?/車の置き場は設計者泣かせ/ガレージと共有させてスペースを節約/敷地と結ぶ階段がエントランスになる/2階玄関で外階段をエントランス代わりに

【2.内でも外でもない、あいまいだから気持ちいい。その名も「中間領域」。】
室内と庭が一体になる1階テラスのよさ/中庭や坪庭が生む広がりと安心感/小さなバルコニーがあるだけで/暮らしに溶け込む大きなバルコニー/バルコニーの奥行きがもたらす広がり/リビングとダイニングをつなぐバルコニー/ちょうどよく、囲われる感覚
 
【著者について】

本間 至(ほんま・いたる)

1956 年東京生まれ。一級建築士。1979 年日本大学理工学部建築学科卒業。卒業後、1986 年まで林寛治設計事務所で実務を通し住宅設計を学ぶ。
独立後、東京で設計事務所 本間至/ブライシュティフト(一級建築士事務所)を設立し、今までに150 軒以上の住宅の設計を手掛け、暮らしやすい間取りをつくる住宅設計者として高い評価を得ている。
1995 年よりNPO 法人家づくりの会理事(2006 ~ 08 年代表理事)を勤め、2009 年よりNPO 法人家づくりの会(家づくり学校)の開校に参加し、住宅設計の実務を若手住宅設計者に教える。
2010 年から6 年間、日本大学理工学部建築学科で非常勤講師を勤める。
主な著書に、『最高の住宅をデザインする方法』『最高に楽しい[間取り]の図鑑』『本間至のデザインノート』『いつまでも快適に暮らす住まいのセオリー101』『小さな家の間取り解剖図鑑』(すべて小社刊)などがある。

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